食品業界のナイショ話; 不況になるとタピオカ、激辛カレーが売れる!?





タピオカが流行ると不況になる説が話題に!

一昨年、昨年はどうして???と思うぐらい高校生がタピオカを飲んでいた。

モチモチが好きなのか、SNS投稿のためなのか、効率的にカロリーをとりたいからなのか

とにかくバカ売れ。原宿はタピオカ屋が乱立し、ミレニアル世代がタピオカの「はしご」を楽しんでいた。

昨年は大手外食チェーンや食品メーカーもタピオカ商品に動き出した為、一時的に日本ではタピオカがなくなってしまった。企画を依頼された開発職は「タピオカ難民」となり、奪い合いになったのも記憶に新しい。

商品企画職の私も一昨年、昨年とタピオカ入りパフェを企画し販売。売上は目標を大きく上回り。SNSの投稿は通常商品の3倍!「タピオカ出せば売れちゃうって本当なのね」と身をもって感じた。同世代のコーヒーチェーン担当者からも「乗り気でなかったがタピオカドリンクを導入したところ売れちゃいましたよ。結局女子高生に助けられました。」と少し納得のいかない顔でつぶやいていたのを覚えている。

さて、そんなタピオカだが、「タピオカが流行ると不況になる」というアノマリーがあるのをご存知であろうか。その歴史から紐解いてみる。

第1次タピオカブームはエスニックブームと一緒にやってきた。ココナツミルクに白く小さいタピオカを浮かべた「タピオカココナツミルク」がデザートのトレンドとなり、なんとその後にバブル崩壊。

第2次タピオカブームはミルクティーと一緒に飲む大粒の現在のスタイル。タピオカ専門店ができたのもこの頃、その直後起ったのが2008年のリーマンショック。

記憶に新しい第3次タピオカブームには2019年10月の増税と2020年ダメ押しのコロナ。

ここまでくると、タピオカと経済の因果関係がありそうだが、今だ証明されていないアノマリーのひとつなのである。

新しい『アノマリー』は激辛!?

そして不況で流行るといわれるもう一つのアノマリーがあるのをご存じであろうか。

それはなんと「激辛」。現在は「第4次激辛ブーム」と言われている。今回の激辛ブームの特徴は、「辛さにクセをプラス」、つまり個性的なスパイスやハーブでうまみや香りを楽しむスタイル。

例えば、大阪で人気の「スパイスカレー」や東京でも出店ラッシュの「南インドカレー」はスパイスが主役のカレーだ。シビレ系の花椒(ホアジャオ)がきいた担々麺も女子に人気でブームとなっている。Youtubeでは「ペヤング獄激辛やきそば」の動画が再生回数を伸ばし、スナック菓子業界の中では湖池屋「カラムーチョ」が堅調に売上を伸ばしている。

なぜ、不況になると辛い物を食べたくなるのか。

そもそも辛味は痛覚、「味」という字はついているが五味「甘味、塩味、酸味、苦味、うま味」には入らない。「痛みを欲しがるなんて人はM寄りな生き物ではないか・・・。」そんな思いが頭をもたげる中こんなことがわかった。

「人は辛いものを食べると、痛みを和らげようとしてエンドルフィンドーパミンという脳内の神経伝達物質を分泌する。これらの物質は、快感を与える効果がある為、辛いものを食べる=ストレス発散になるのではないだろうか。」という仮説だった。

なるほど、日本人は気が付かないうちに食品でストレスを解消しようとしていたのだ。

なんて健気!

ちなみに辛い商品といえば

カレー系商品、四川系商品などと辛さに特化したカテゴリーを思い浮かべがちであるが、定番商品やシーズン商品の横展開として発売しやすいアイテムであることをご存じであろうか。

売れている定番商品の激辛バージョンは、定番商品のファンと激辛ファンにアプローチすることができ購買層を増やせる。さらに種類があるということは食べ比べをしてみようと購入点数を上げる効果を生み出す。

また小売に対しては、まったく新しい商品よりも、実績のある定番商品のバリエーションとして売り込むことができ、売上予算や予測を立てやすいことから導入率を上げることも可能だ。

不況はチャンス!

商品のSKUを増やしてみたいが工場のラインはいっぱいだ。

小ロットから発売を検討したい

などという方は、是非当社のOEMを使用して激辛商品を検討してみてはいかがであろうか。

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