森田フードシステム 工場

キャラメルソースのOEM・PB委託加工製造工場「森田フードシステム」に潜入! 「カラメルの技術」と「開発ノウハウ」で菓子メーカーの商品開発をバックアップ!

日本全国の食品OEM委託加工工場をご紹介するシリーズ 【日本の素晴らしい食品工場めぐり】

今回お邪魔したのは「キャラメルソース」の業務用OEM委託加工を得意にしている三重県の森田フードシステム株式会社の員弁工場です。

近鉄とJRが乗り入れる桑名駅に到着。名古屋からわずか20分足らずで到着し、営業部次長の岡さんに迎えに来て頂きました。そこから車に乗ること30分。員弁工場に到着しました。

平成26年に完成したピカピカの員弁工場


歴史あるカラメルの製造

早速、営業の岡さんにお話を伺いました。

「私たちの会社は、創業は1916年(大正5年)です。ここ桑名市で醤油の原料卸売として創業し、醤油に使用するカラメル色素の製造を昭和2年からスタートしました。カラメルは直火で釜を加熱して砂糖を焦がす焙焼釜で作っています。その技術を応用して約30年以上前からキャラメルソースやカラメルシロップを作り始めました。」


砂糖を焦がす焙焼の技術は、長年の技術的なノウハウと機械設備がとても大切。特に焙焼釜は森田フードシステム独自の設備になっている為、さすがに企業秘密で今回は見せて頂く事は出来ませんでしたが、今までの経験とノウハウが詰まった設備とのことでした。

カラメル・キャラメル製造工程
カラメル・キャラメル製造工程図


カラメルソースやシロップは、プリンの原料・アイスクリームやパンケーキのトッピングとして全国の様々な食品メーカーに納品されていて、食品製造メーカーやお土産屋の黒子になって商品を支えているそう。

色々な用途に使用されているカラメルソース


豊富なバリエーションがあるキャラメルソース

森田フードシステムさんでは、砂糖やぶどう糖などの糖類を焦がしたものを「カラメルソース」、砂糖以外に練乳などの乳を加えて焙焼したものを「キャラメルソース」と呼んでいる。

「ありがたいことにキャラメルソースはここ10年くらいで急激に製造依頼数が増えてきました。菓子は平成の時代には様々なブームがありましたが、キャラメルは子どもから大人までみんなに愛されてきたこと、生キャラメルブームなどで高級な素材としても認知されてきたことが大きいと思います。私たちのNB品の4品をそのままお使いになるユーザーさんもいますし、こだわってオリジナルのキャラメルソースを開発したいというユーザーさんもいらっしゃるので、お客様に合わせて対応させて頂いています。」

ここで、森田フードシステムさんのオリジナルのキャラメルソース4品を見せてもらいました。

  • ミルクキャラメルベース
  • キャラメルソースMW
  • グレーズキャラメル
  • リッチキャラメルペースト

4品はそれぞれ粘度や色などが全く違うので、ユーザーが利用シーンによって使い分けることが出来そうだと感じました。

ミルクキャラメルソースは、粘度があまりなく、アイスクリームや 生菓子の
練り込み等に使われている。下の写真のように線描きにも使用することができるので用途が広い。

この中で特徴的だったのは、
グレーズキャラメルとリッチキャラメルペースト

グレーズキャラメルは、かなりしっかりとした粘度がついているので、ホイップクリームやカスタードクリームと合わせても混ざり合わず分離された状態になり、生地やクリームなどと分離してキャラメルソースを利用したいユーザーにおすすめ。

ホイップトッピング試験(左がトッピング直後、右が7日後。滲み、離水が全くない)



リッチキャラメルペーストは、砂糖に加糖練乳、生クリームを加えたリッチなキャラメルソース。色合いもこの中では断トツに濃く見た目にも高級感がある。


PBキャラメルソースのOEM受託製造について

いよいよここから本題のPBキャラメルソースのOEM製造について岡さんに話を伺った。

「最近ではお土産物の製造工場さんやアイスのトッピングソースなどに使いたい外食企業様など様々なユーザさんから開発依頼を受けています。お客さんによって求められる味、色、物性、日持ちなどが違うので、詳細をヒアリングしてから開発に移ります。弊社の開発室は沢山のキャラメルソースの開発レシピやデータベースを保有しているので広く対応できるのが特徴です。」


「営業の中でも過去の事例を共有しているので、まずは、ご要望を遠慮なくどんどんぶつけて欲しいですね。お土産物の食品メーカーさんの例だと、土産物は賞味期限が長いので、日持を○○日にして欲しい、離水を抑えて生地が劣化しないようにして欲しいなどのご要望があると、Brixや水分活性を絶妙なバランスで調整してご提案をします。」

三重県の本社に加えて、東京にも営業所があるので問い合わせがあればすぐに打ち合わせに訪問することが出来るとのこと。

OEM委託製造の詳細情報

■使用可能な包材
 18リットル缶 (一斗缶)
 9リットル缶
 2.5kg袋
 1kg袋
 小袋(3g~)

■製造ロット
 小ロットから相談できます。
 ご希望の商品によって設備が変わるため、まずはお気軽にご相談ください。


取材を終えて

工場の中は、常時砂糖をローストしている香ばしい香りがしていました。

大正時代の創業で、醤油の原料卸から醤油の原料であるカラメルを作り始め、昭和、平成と時代を経るごとに「砂糖を焦がす」という技術やノウハウを生かして、進化していく歴史ある企業の話はとても興味深いものでした。

開発依頼は、時には月間で100件を超える時もあるとお聞きし、ノウハウを溜めながら令和の時代もどんどんと進化されていくのだろうと感じました。

PBのキャラメルソースの開発を検討されている企業様はまずは、お問合せされてみてください。


キャラメルソースの開発をご検討されたい食品メーカー様はこちらまで

東京営業所
 TEL:03-3607-3840

本社営業部
 TEL:0594-22-0256


【会社情報】

森田フードシステム株式会社
創業:大正5年

【本所所在地】
〒511-8550 三重県桑名市中央町2丁目38番地
TEL: 0594-22-0256(代表)
HP:http://www.morita-fs.co.jp/

【員弁工場】
〒511-0212 三重県いなべ市員弁町平古字七之郭317-29 

【東京営業所】
〒125-0041  東京都葛飾区東金町1-14-12 
TEL: 03-3607-3840

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